建築工事も仕上げの段階になると、建具製作に取り掛かります。
番匠では、メーカーのカタログから建具を決めるのではなく、デザインや種類を提案し、お施主さんと打合せして決定し、建具職人が製作します。
工事着手前にデザイン等の大枠を決めますが、工事中にも打合せし、変更することもあります。
今回のお宅では、格子戸を採用しました。
今日では、家族間でもプライバシーを確保する生活様式への移り変わりなどから、間仕切りが建具から壁へと変わり、一軒に用いる建具が減っています。
また、金属製建具や工場生産の建具が主流となり、建具職人が減少しています。
大工・左官職人と同様、建具職人が技術を発揮、提供できる設計を心掛けたいと思います。
大工・左官職人の動画に続き、格子建具製作の様子を、浜松の映画監督 岡部聡氏に撮影してもらいました。
ショートバージョンはこちら。
編集ができ次第投稿しますので、そちらもお楽しみに。
[山下]